薬剤師を取り巻く環境の変化と転職の動向

薬剤師転職市場の動向

薬剤師転職市場の動向求められるスキルも非常に高まっている

薬剤師は以前は非常に給料が良く、また効率的に稼ぐことができる資格として非常に人気が高い職業でしたが、現在はその動向が大きく変化しています。
その背景には診療報酬の改定による調剤薬局などの収入の変化と医薬分業の徹底、及び薬剤の販売に関する規制の変化が挙げられます。
これらは現在進行形としてさらに変化が予測されるものでもあるため、その環境が不透明であることから、非常に厳しい状況となっているのです。
従来は調剤薬局は一定の収入が有り、また勤務時間が規則的で仕事内容も非常に単純であるため働きやすい職場として多くの薬剤師が勤務を希望していた実態があります。
しかし医薬分業によりこの分野にドラッグストアなどの新形態の薬局が参入したことでその状況が大きく変化しました。
これまでのような病院の前に薬局を構えることで確実に調剤の収入が得られることが無くなり、薬局独自のサービス展開を行わなければいけないようになっています。
その為、薬剤師にかかる負担が非常に大きくなり、勤務時間が増える傾向にある事や薬局によっては差別化を図る為休日に営業を行うところも増え、これに伴い休日出勤を行わなければいけないケースも増えています。
さらに調剤以外の不馴れな販促活動などが業務に組み込まれる傾向も高まっていることから、負担が増える傾向が強まっています。

30代女性薬剤師の転職経験

30代女性の薬剤師です。
薬剤師経験は主に調剤薬局で、トータル10年ほど、調剤併設のドラッグストアで3年ほど、企業の管理薬剤師が1年少しの経験があります。
現在は調剤薬局で働いています。
夫の転勤などに伴い、数回の転職を経験しました。
わたしの場合は、大学卒業後すぐに新卒で中堅の調剤薬局チェーンに就職して、4年間ほど働きました。
その後、結婚など私生活の変化が有り、職場も変えることとなりました。
ここ10数年で数度の転職を経験していますが、転職活動で苦労したことはほぼなく、おおむね自分の希望通りの職場に就職できていると思っています。
わたしの就職活動のやり方は、ハローワークの求人サイトを閲覧するところからはじまり、労働時間や賃金や、通勤時間などを確認していきます。
調剤薬局の求人は割りと多いので、ハローワークだけでも選ぼうと思えば選べるでしょう。
ドラッグストアですと、自社のホームページで採用情報を載せていることがほとんどですので、直接閲覧し、条件があえば応募します。
全国各地に複数の店舗があるので、希望の店での求人があるか等、問い合わせをしたりしました。
その上で書類選考や面接などのステップに進みます。
最近は地域限定の社員など、さまざまな働き方が出来るので、詳細を知る上でも、連絡を取ってみると良いと思います。
企業の管理薬剤師などは求人が少ないので、じっくり取り組むか、もしくは転職サイトに登録するとハローワークなどに出ていない求人を紹介していただけるのでお薦めです。
この転職サイトですが、薬剤師専門の会社でも複数あり、どこに登録しようかと迷うのですが、一度に複数社に登録出来るサイトもあるので、短期間に決めなければならない場合や、いろいろ情報を知りたい場合は、一気に登録したこともあります。
エントリーする際に、自分の経歴や希望をかなり細かく記入することになるので、あらかじめ、自分の学歴、職歴などはまとめておくと便利です。
わたしは、自分のパソコンに履歴書と職務経歴書は保存してあります。
職務経歴書は自作ですが、どこの会社でどのような仕事をしたかを時系列でなるべく簡潔に記載しています。
これは面接の際などにも有用ですので、お薦めです。
たとえば、調剤薬局への転職を考えていて、同じく調剤薬局での経験があるなら、具体的に1日何枚くらいの処方せんを扱い、主に何科の処方せんが多かったのか、個人病院のものが多かったのか、総合病院のものが多かったのか、などの客観的な情報と、立場は管理薬剤師であった、在庫管理などもしていた、などの自分の仕事内容を記録しています。
そうすることで、相手へのアピールにもなりますし、自分の中でも整理ができます。
サイトへ登録すると、担当の方から連絡が割りとすぐにきます。
希望の勤務地や年収などにもとづいていくつか紹介していただけますので、その中から選び、実際に先方と面接する運びになります。
自分で直接交渉するよりも、給料面など言いにくいな、と感じてしまうこともあらかじめ聞いておけるので、楽ではあります。
また、サイトによっては就職祝い金として、実際に就職してから数ヶ月きちんと働けば、いくらかいただけるところもありました。
どの場合にしても、自分の希望をはっきりさせること、優先順位を決めることが大切だと考えています。
わたしの場合ですと、現在は未就学の子供がいるので、残業が難しく、突然子供の病気などで休まなくてはならないこともあり、このあたりを御理解いただける会社で仕事をしたい、というのが優先順位一位です。
実際、はじめからお伝えしてあったおかげか、周りのスタッフの方々にも子育てに非常にご理解いただき、助けていただきながら仕事できています。